Nissl 小体が染まる色素はどれか。
Nissl 小体が染まる色素はどれか。
- ⑴ アニリン青アニリン青はマッソン・トリクローム染色などで膠原線維を青く染める色素です。ニッスル小体を染める目的では用いません。
- ⑵ クレシル紫クレシル紫は塩基性色素で、リボ核酸を豊富に含むニッスル小体をよく染めます。ニッスル染色に用いられます。
- ⑶ クリスタル紫クリスタル紫はグラム染色などで細菌を染める色素です。神経細胞のニッスル小体の観察には用いません。
- ⑷ アゾカルミンGアゾカルミンGはアザン染色に用いる色素で、核や筋線維を赤く染めます。ニッスル小体を目的とした色素ではありません。
- ⑸ ルクソール・ファスト青ルクソール・ファスト青は髄鞘を青く染める色素です。染める対象は神経細胞の細胞質ではなく髄鞘になります。
解説
正解は⑵です。ニッスル小体は神経細胞の細胞質にある粗面小胞体とリボソームの集まりで、リボ核酸を豊富に含むため塩基性の色素によく染まります。クレシル紫(クレシルバイオレット)を用いるニッスル染色は、この性質を利用して神経細胞の分布や変性を観察する代表的な方法です。他の選択肢は膠原線維や神経の髄鞘、細菌などを染める色素であり、ニッスル小体を染める目的では用いません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成