成人男性の剖検時の臓器重量で正常範囲内なのはどれか。
成人男性の剖検時の臓器重量で正常範囲内なのはどれか。
- ⑴ 脳 ― 700 g成人男性の脳の重量はおよそ1,300〜1,500 gです。700 gは著しく少なく、正常範囲には入りません。
- ⑵ 甲状腺 ― 100 g甲状腺の重量はおよそ15〜20 gです。100 gは著しい腫大を示す値であり、正常範囲ではありません。
- ⑶ 心臓 ― 300 g成人男性の心臓の重量はおよそ250〜350 gであり、300 gは正常範囲に入る値です。
- ⑷ 肝臓 ― 500 g肝臓の重量はおよそ1,200〜1,500 gです。500 gは著しく少なく、萎縮を示す値になります。
- ⑸ 脾臓 ― 400 g脾臓の重量はおよそ100〜150 gです。400 gは著明な脾腫を示す値であり、正常範囲ではありません。
解説
正解は⑶です。成人男性の心臓の重量はおよそ250〜350 gであり、300 gは正常範囲に入ります。他の選択肢はいずれも正常範囲から外れています。脳はおよそ1,300〜1,500 g、甲状腺は15〜20 g、肝臓は1,200〜1,500 g、脾臓は100〜150 gが目安です。剖検で臓器重量を測ることは、うっ血や肥大、萎縮といった変化を客観的に評価するための基本の手順にあたります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成