高エネルギー化合物で最も高いエネルギーをもつのはどれか。
高エネルギー化合物で最も高いエネルギーをもつのはどれか。
- ⑴ ATPATPは生体のエネルギー通貨ですが、加水分解で放出されるエネルギーはホスホエノールピルビン酸やクレアチンリン酸より小さくなります。
- ⑵ ピロリン酸ピロリン酸も高エネルギー結合をもちますが、放出されるエネルギーはホスホエノールピルビン酸に及びません。
- ⑶ アセチルCoAアセチルCoAはチオエステル結合をもつ高エネルギー化合物ですが、放出されるエネルギーは最大ではありません。
- ⑷ クレアチンリン酸クレアチンリン酸はATPより高いエネルギーをもち筋のATP再生に働きますが、ホスホエノールピルビン酸には及びません。
- ⑸ ホスホエノールピルビン酸ホスホエノールピルビン酸は加水分解で放出される自由エネルギーが最も大きく、解糖系でATPを生成する反応に用いられます。
解説
正解は⑸です。ホスホエノールピルビン酸は加水分解によって放出される自由エネルギーが最も大きい高エネルギー化合物で、解糖系の最終段階でADPにリン酸基を渡してATPを生成します。クレアチンリン酸はこれに次ぐ大きさで、筋肉でATPをすばやく再生する役割を担います。ATPはこれらより小さく、その分だけ他の化合物からリン酸基を受け取ることができるという位置づけになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成