脳波の記録法で正しいのはどれか。2 つ選べ。
脳波の記録法で正しいのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 電極配置は国際10-20 法を基本とする。脳波の電極配置は国際10-20法を基本とし、頭部の計測点から一定の割合で位置を決めます。記述として正しい内容です。
- ⑵ 基準電極導出法は耳朶電極を基準とする。基準電極導出法では、脳波の影響を受けにくい耳朶を基準電極として用います。標準的な導出法の説明として正しい内容です。
- ⑶ 過呼吸賦活は1 分間に40~45 回で施行する。過呼吸賦活は1分間に20〜30回程度の深い呼吸を3分間続ける方法です。40〜45回では速すぎます。
- ⑷ 電極と頭皮との接触抵抗は記録に影響しない。接触抵抗が高いと交流雑音や電極由来のアーチファクトが混入するため、抵抗を下げる処置が必要です。影響しないという記述は誤りです。
- ⑸ 時定数を上げると低周波ノイズが低減される。時定数を大きくすると低い周波数の成分が通りやすくなり、低周波の雑音はむしろ目立ちます。低減されるわけではありません。
解説
正解は⑴と⑵です。脳波の電極配置は国際10-20法を基本とし、頭部の計測点から一定の割合で位置を決めます。基準電極導出法では、脳の電気活動の影響を受けにくい耳朶を基準電極として用います。過呼吸賦活は1分間に20〜30回程度の深い呼吸を3分間続ける方法で、電極と頭皮の接触抵抗が高いと交流雑音が混入して記録が乱れます。時定数を大きくすると低い周波数の成分はむしろ通りやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成