トレッドミル負荷試験で正しいのはどれか。
トレッドミル負荷試験で正しいのはどれか。
- ⑴ 未治療の不安定狭心症は検査の適応である。未治療の不安定狭心症は運動負荷試験の絶対的禁忌です。心筋梗塞や致死的不整脈を誘発する危険があります。
- ⑵ 目標心拍数を性別、身長と体重から求める。目標心拍数は年齢から推定した最大心拍数をもとに設定します。身長や体重から求めるものではありません。
- ⑶ 電極は安静12 誘導心電図と同じ部位に付ける。運動による筋電図の混入を防ぐため、四肢誘導の電極は手足ではなく体幹に移して装着します。安静時と同じ部位ではありません。
- ⑷ 患者が下肢の疲労で運動の中止を希望したら中止する。下肢の疲労などで患者本人が中止を希望した場合は運動を中止します。自覚症状は重要な中止基準のひとつです。
- ⑸ 運動中止時、心電図記録を終了する。運動を中止した後も、回復期に現れる虚血性変化や不整脈をとらえるため、数分間は心電図の記録を続けます。
解説
正解は⑷です。運動負荷試験では患者本人の申告も重要な中止基準であり、下肢の疲労などで中止を希望した場合には直ちに運動を終える必要があります。未治療の不安定狭心症は絶対的な禁忌です。目標心拍数は年齢から推定した最大心拍数をもとに設定するもので、身長や体重からは求めません。電極は運動による筋電図の混入を避けるため四肢誘導を体幹に移して装着し、運動終了後も回復期の変化をみるため記録を続けます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成