染色体で正しいのはどれか。
染色体で正しいのはどれか。
- ⑴ ヒト体細胞の染色体数は23 である。ヒト体細胞の染色体数は46本(23対)です。23本は精子や卵子といった配偶子の染色体数にあたります。
- ⑵ 染色体の両端部は動原体蛋白に覆われている。染色体の両端部は反復配列からなるテロメアです。動原体蛋白が集まるのは中心部のセントロメアで、位置が入れ替わっています。
- ⑶ 染色体中心部のくびれたDNA 領域をテロメアという。中心部のくびれた領域はセントロメア(動原体)です。テロメアは染色体の末端を指す用語です。
- ⑷ ヌクレオソームはDNA 鎖とヒストン8 量体から成る。ヌクレオソームはヒストン8量体にDNAが約1.75回巻きついた構造で、クロマチンの基本単位です。記述として正しい内容です。
- ⑸ 1 本の染色体から複製された染色体を相同染色体と呼ぶ。1本の染色体が複製してできた対は姉妹染色分体です。相同染色体は父方と母方に由来する対の染色体を指します。
解説
正解は⑷です。ヌクレオソームはクロマチンの基本単位で、4種類のヒストンが2個ずつ集まった8量体に、DNAが約1.75回巻きついた構造をとります。ヒト体細胞の染色体数は46本であり、両端部はテロメア、中心部のくびれは動原体(セントロメア)です。相同染色体は父方と母方に由来する同じ番号の染色体の対を指し、複製されて対になったものは姉妹染色分体と呼びます。用語の対応を整理しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成