パニック値で誤っているのはどれか。
パニック値で誤っているのはどれか。
- ⑴ 基準は施設ごとに異なる。パニック値の基準は施設の診療内容や患者層に応じて各施設で取り決めます。記述は正しいため、誤りを問う本問の正答にはなりません。
- ⑵ 生理機能検査が含まれる。致死的不整脈の心電図所見など、生理機能検査の結果もパニック値として報告の対象になります。記述は正しく、正答ではありません。
- ⑶ 対応不可能な値のことである。パニック値は直ちに治療を要する危険な値であって、対応が不可能な値という意味ではありません。誤った記述なので、これが正答になります。
- ⑷ 生命に危険がある値のことである。パニック値は生命に危険が及ぶ状態を示す値と定義されます。記述は正しいため、誤りを問う本問では正答になりません。
- ⑸ 報告方法はあらかじめ取り決めをしておく。報告先や報告手段、記録の残し方はあらかじめ定めておく必要があります。記述は正しいため正答ではありません。
解説
正解は⑶です。パニック値とは生命が危険な状態にあることを示す検査値で、直ちに主治医へ報告して治療につなげるべき値を指します。対応が不可能な値という意味ではなく、むしろ迅速な対応が必要な値です。設定する基準値は施設の診療内容や患者層によって異なり、致死的不整脈の心電図所見のように生理機能検査の結果も対象に含まれます。報告の手順や記録の方法は、あらかじめ取り決めておくことが求められます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成