ソクマル臨床検査技師

食道のPAS 染色標本(別冊No. 9A)とα-アミラーゼ消化後のPAS 染色標…

食道のPAS 染色標本(別冊No. 9A)とα-アミラーゼ消化後のPAS 染色標本(別冊No. 9B)を別に示す。消化試験で同定されるのはどれか。
この問題は別冊の図版(写真・標本・心電図など)を見て答えます。図版は転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも所見の読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑷です。消化試験は、酵素で分解される物質かどうかによって染色性の由来を確かめる方法です。PAS染色で陽性であった物質が、アルファアミラーゼで処理した後に陰性となった場合、その物質はアミラーゼで分解されるグリコーゲンであると同定できます。食道の重層扁平上皮の細胞質にはグリコーゲンが豊富に含まれるため、この消化試験の教材としてよく用いられます。中性粘液はアミラーゼでは分解されず処理後も陽性のまま残るので、両者はこの試験で区別できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成

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