ソクマル臨床検査技師

リンパ節の術中迅速組織標本の弱拡大写真(別冊No. 8A)と強拡大写真(別冊No…

リンパ節の術中迅速組織標本の弱拡大写真(別冊No. 8A)と強拡大写真(別冊No. 8B)を別に示す。標本にみられる不良の原因はどれか。
この問題は別冊の図版(写真・標本・心電図など)を見て答えます。図版は転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも所見の読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑶です。示された標本は切片の厚さが不均一で、しわや縞状のむらのために細胞が重なって見え、核の所見が判定しにくくなっています。これは薄切の工程に起因する不良で、凍結ミクロトームの刃の状態や送り、抗巻き上げ板の位置、標本台の温度が適切でないときに生じます。術中迅速標本では短時間で結果を返す必要があるため、この段階の不良が診断の妨げになりやすく、刃を替えて温度を整え、切り直すことで改善します。凍結や固定、染色の不良とは所見の現れ方が異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成

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