構造蛋白質はどれか。
構造蛋白質はどれか。
- ⑴ アルブミンアルブミンは血漿の膠質浸透圧を保ち、ビリルビンや薬物を運ぶ蛋白質です。組織の骨組みを作る構造蛋白質ではありません。
- ⑵ コラーゲンコラーゲンは三重らせん構造をとって皮膚や骨、血管壁の結合組織を支える代表的な構造蛋白質です。
- ⑶ フィブリノゲンフィブリノゲンは凝固の最終段階でフィブリンとなる凝固因子です。血漿中で働く蛋白質であり、構造蛋白質ではありません。
- ⑷ セルロプラスミンセルロプラスミンは銅を運搬する血漿蛋白質で、ウィルソン病では低値となります。組織を支える役割は担いません。
- ⑸ α1-リポプロテインアルファ1リポプロテインはHDLの蛋白部分で、脂質の運搬に関わります。構造蛋白質には分類されません。
解説
正解は⑵です。コラーゲンは皮膚、骨、血管壁などの結合組織に広く分布し、三重らせん構造をとって組織の強度を支える代表的な構造蛋白質です。ほかの選択肢はいずれも血漿中で機能をもつ蛋白質で、アルブミンは膠質浸透圧の維持と物質の運搬、フィブリノゲンは凝固の際にフィブリンとなる凝固因子、セルロプラスミンは銅の運搬体、アルファ1リポプロテインは脂質の運搬体です。組織の骨組みを作る蛋白質と、血漿中で運搬や凝固を担う蛋白質を分けて整理しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成