ALP で誤っているのはどれか。
ALP で誤っているのはどれか。
- ⑴ ALP1 は閉塞性黄疸で上昇する。ALP1は肝の細胞膜に結合した高分子分画で、閉塞性黄疸で出現し上昇します。記述は正しいので、誤りを選ぶこの設問では正答になりません。
- ⑵ ALP2 はABO 血液型の影響を受ける。ABO血液型と食事の影響を受けるのはALP5の小腸型です。ALP2は肝型ですから、この記述が誤りであり正答になります。
- ⑶ ALP3 は小児期に高値を示す。ALP3は骨型で、骨の成長が盛んな小児期に高値となります。正しい記述であり正答ではありません。
- ⑷ ALP4 は妊娠後期に上昇する。ALP4は胎盤型で、妊娠後期に胎盤から産生されて上昇します。記述は正しいので正答にはなりません。
- ⑸ ALP5 は食事の影響を受ける。ALP5は小腸型で、脂肪の多い食事の後に上昇します。記述としては正しいため、誤りを選ぶこの設問の正答ではありません。
解説
正解は⑵です。この設問は誤っている記述を選ぶ形式で、ABO血液型の影響を受けるのはALP5すなわち小腸型ですから、ALP2について述べた⑵が誤りにあたります。小腸型は血液型がB型またはO型で分泌型の方において、脂肪の多い食事の後に血中で上昇します。ほかの記述は正しく、ALP1は肝の細胞膜に結合した高分子分画で閉塞性黄疸などで出現し、ALP2は肝型、ALP3は骨型で骨の成長が盛んな小児期に高値となり、ALP4は胎盤型で妊娠後期に上昇します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成