敗血症マーカーはどれか。
敗血症マーカーはどれか。
- ⑴ KL-6KL-6はⅡ型肺胞上皮から産生され、間質性肺疾患の活動性を示す指標です。感染による全身の炎症を示すものではありません。
- ⑵ シスタチンCシスタチンCは糸球体濾過量をよく反映する腎機能の指標です。筋肉量の影響を受けにくい点が特徴で、敗血症の指標ではありません。
- ⑶ プレセプシンプレセプシンは可溶性CD14の断片で、細菌の侵入に反応して血中に増加します。敗血症の早期診断と重症度評価に用いられます。
- ⑷ アンジオテンシン変換酵素〈ACE〉アンジオテンシン変換酵素はサルコイドーシスで血清が高値となる指標です。細菌感染の程度を示すものではありません。
- ⑸ N-アセチルグルコサミニダーゼ〈NAG〉N-アセチルグルコサミニダーゼは尿中で測定し、近位尿細管の障害を示します。敗血症そのものの指標ではありません。
解説
正解は⑶です。プレセプシンは単球やマクロファージの表面にある可溶性CD14の断片で、細菌の侵入に反応して血中に放出されるため、敗血症の早期診断と重症度の評価に用いられる指標です。同じ目的でプロカルシトニンやインターロイキン6も測定されます。ほかの選択肢はそれぞれ別の臓器や病態の指標で、KL-6は間質性肺疾患、シスタチンCは糸球体濾過量の評価、アンジオテンシン変換酵素はサルコイドーシス、N-アセチルグルコサミニダーゼは尿中で近位尿細管の障害を示します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成