正確度の確認方法はどれか。2 つ選べ。
正確度の確認方法はどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 機種間差の確認機種間差の確認では装置どうしの一致性しか分かりません。両方が同じ方向にずれていても差は出ないため、真の値との隔たりは評価できません。
- ⑵ 室内精度の確認室内精度は同一施設で日をまたいで繰り返し測定したときのばらつきを見るもので、精密さの評価にあたります。
- ⑶ 標準物質の測定標準物質は値が保証されているため、測定して表示値と比べれば真の値からの隔たりが分かります。正確度の確認方法として適切です。
- ⑷ 標準法との比較標準法や基準測定法は真の値に近い値を与えるので、その結果と比較することで自施設の方法の偏りを評価できます。
- ⑸ 併行精度の確認併行精度は同一条件で短時間に繰り返し測定したばらつきで、精密さの指標です。真の値との隔たりは分かりません。
解説
正解は⑶と⑷です。正確度は測定値が真の値にどれだけ近いかを表す指標ですから、確認するには真の値が分かっている標準物質を測定する方法と、真の値に近い値を与える標準法や基準測定法と結果を比較する方法をとります。一方、室内精度や併行精度は同じ試料を繰り返し測定したときのばらつき、すなわち精密さを評価するものです。機種間差の確認は装置間の一致性を見るだけで、どちらが真の値に近いかは分かりません。正確さと精密さは別の概念であることを押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成