寄生虫と中間宿主の組合せで正しいのはどれか。
寄生虫と中間宿主の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ 肝吸虫 ― イカ肝吸虫の第一中間宿主はマメタニシ、第二中間宿主はコイ科の淡水魚です。イカが関わるのはアニサキスなどの線虫です。
- ⑵ 単包条虫 ― イヌイヌは単包条虫の終宿主で、体内に成虫が住みます。中間宿主はヒツジなどの草食獣であり、ヒトも中間宿主にあたります。
- ⑶ 宮崎肺吸虫 ― サワガニ宮崎肺吸虫は第一中間宿主がホラアナミジンニナ、第二中間宿主がサワガニです。生のサワガニの摂取が感染源となるため、正しい組合せです。
- ⑷ 日本住血吸虫 ― サケ日本住血吸虫の中間宿主はミヤイリガイという淡水産の巻貝で、経皮感染します。サケが関わるのは日本海裂頭条虫やアニサキスです。
- ⑸ 日本海裂頭条虫 ― ブタ日本海裂頭条虫は第一中間宿主がケンミジンコ、第二中間宿主がサクラマスなどのサケ科魚類です。ブタは有鉤条虫の中間宿主です。
解説
正解は⑶です。宮崎肺吸虫は第一中間宿主がホラアナミジンニナ、第二中間宿主がサワガニで、生のサワガニを食べることで感染し、気胸や胸水を起こします。ほかの組合せは宿主が入れ替わっています。肝吸虫は淡水魚、日本住血吸虫はミヤイリガイ、日本海裂頭条虫はサクラマスなどのサケ科魚類が中間宿主で、単包条虫のイヌは中間宿主ではなく終宿主です。寄生虫の問題では、感染源となる食品と宿主の対応を組で覚えておくと確実に得点できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成