回虫卵(受精卵)より大きい虫卵はどれか。
回虫卵(受精卵)より大きい虫卵はどれか。
- ⑴ 肝蛭卵肝蛭卵は長径130から150マイクロメートル前後で、糞便中に出る虫卵のなかで最大級です。約60マイクロメートルの回虫受精卵より明らかに大きくなります。
- ⑵ 鞭虫卵鞭虫卵は約50かける22マイクロメートルで、レモン形の栓が特徴です。回虫受精卵より小さいので、大きさでは上回りません。
- ⑶ 肝吸虫卵肝吸虫卵は約29かける16マイクロメートルで、虫卵のなかでも最小級です。小さくて見落としやすい点が鑑別上の注意点になります。
- ⑷ 無鉤条虫卵無鉤条虫卵は直径約35マイクロメートルの球形で、厚い放射状の殻をもちます。回虫受精卵より小さい虫卵です。
- ⑸ 横川吸虫卵横川吸虫卵は約28かける17マイクロメートルで、肝吸虫卵とよく似た小型の虫卵です。回虫受精卵より大きくはありません。
解説
正解は⑴です。肝蛭卵は長径がおよそ130から150マイクロメートルあり、ヒトの糞便中に出る虫卵のなかで最も大きい部類に入ります。受精した回虫卵は長径がおよそ60マイクロメートル前後ですから、肝蛭卵はその2倍以上の大きさになります。ほかの選択肢はいずれも回虫卵より小さく、鞭虫卵は約50マイクロメートル、無鉤条虫卵は約35マイクロメートル、肝吸虫卵と横川吸虫卵は30マイクロメートル以下です。虫卵の鑑別では大きさの序列を数値で覚えておくと迷いません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成