Over the counter〈OTC〉検査で実施されるのはどれか。2 つ選べ…
Over the counter〈OTC〉検査で実施されるのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 血糖自己採血による血糖自己測定は、糖尿病の患者さんが医師の指導のもとで行うもので、一般用検査薬として薬局で販売されているわけではありません。
- ⑵ 尿蛋白尿試験紙による尿蛋白は、一般用検査薬として薬局で販売されており、利用者自身が採尿して色調で判定できる代表的なOTC検査です。
- ⑶ 中性脂肪中性脂肪は採血が必要で、脂質異常症の判断には他の脂質項目との組合せも要ります。一般用検査薬としては認められていません。
- ⑷ HIV 抗体HIV抗体は結果の重みが大きく、確認検査と説明が不可欠です。国内では郵送検査や保健所での検査で対応し、OTC検査薬としては流通していません。
- ⑸ 尿中hCG尿中hCGを検出する妊娠検査薬は、一般用検査薬として広く販売されており、利用者自身が採尿して判定するOTC検査の代表例です。
解説
正解は⑵と⑸です。OTC検査は薬局などで利用者自身が購入し、自分で採取して判定する一般用の検査で、国内で認められているのは尿糖・尿蛋白などの尿試験紙と、妊娠判定に用いる尿中hCGです。判定が容易で、結果がただちに重大な診断を確定させるものではない項目に限られています。血糖や中性脂肪、HIV抗体は採血や確認検査が必要で、医療機関または検体測定室の枠組みで扱われます。医療者が行う簡易検査であるPOCTと、利用者自身が行うOTC検査の違いを整理して覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成