消毒用エタノールに対して抵抗性を示すのはどれか。
消毒用エタノールに対して抵抗性を示すのはどれか。
- ⑴ B 型肝炎ウイルスB型肝炎ウイルスはエンベロープをもち、エタノールで不活化されます。
- ⑵ インフルエンザウイルスインフルエンザウイルスはエンベロープをもつため、エタノールがよく効きます。
- ⑶ ノロウイルスエンベロープをもたないため脂質を溶かす作用が効かず、次亜塩素酸ナトリウムが必要です。
- ⑷ ヒト免疫不全ウイルスヒト免疫不全ウイルスもエンベロープをもち、エタノールで容易に不活化されます。
- ⑸ ヘルペスウイルスヘルペスウイルスもエンベロープをもつウイルスです。
解説
正解は⑶です。消毒用エタノールは、脂質の膜を溶かすことでウイルスを不活化します。そのためエンベロープをもつウイルスにはよく効きますが、エンベロープのないノロウイルスには効きにくく、抵抗性を示します。ノロウイルスには次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が必要です。インフルエンザウイルス・ヒト免疫不全ウイルス・ヘルペスウイルスはいずれもエンベロープをもつため有効です。B型肝炎ウイルスもエンベロープをもち、血液の付着した器具では次亜塩素酸を併用します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成