真菌について正しいのはどれか。
真菌について正しいのはどれか。
- ⑴ Aspergillus fumigatus は大分生子を形成する。大分生子を作るのは皮膚糸状菌です。Aspergillus は分生子頭に小分生子を連ねます。
- ⑵ Candida glabrata は仮性菌糸を形成する。Candida glabrata は仮性菌糸を作らない点が特徴で、他のカンジダと区別されます。
- ⑶ Cryptococcus neoformans は厚膜胞子を形成する。Cryptococcus neoformans は厚い莢膜をもちますが、厚膜胞子は形成しません。
- ⑷ Exophiala dermatitidis は黒色コロニーを形成する。細胞壁にメラニンを含む黒色真菌で、培地上に黒いコロニーを作ります。
- ⑸ Mucor 属は菌糸に隔壁を形成する。Mucor 属の菌糸には隔壁がほとんどなく、これが接合菌の特徴になります。
解説
正解は⑷です。Exophiala dermatitidis は黒色真菌の仲間で、細胞壁にメラニンを含むため培地上に黒いコロニーを作ります。Aspergillus fumigatus が作るのは分生子頭に並ぶ小さな分生子で、大分生子を作るのは皮膚糸状菌です。Candida glabrata は仮性菌糸を作らない点で他のカンジダと区別されます。Cryptococcus neoformans は厚い莢膜をもちますが厚膜胞子は作らず、Mucor 属の菌糸には隔壁がほとんどありません。形態の特徴で菌を絞り込む練習をしておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成