放射線の影響を最も受けにくいのはどれか。
放射線の影響を最も受けにくいのはどれか。
- ⑴ 単球単球も前駆細胞の分裂が止まることで減少します。赤血球より早く影響が現れます。
- ⑵ 好酸球好酸球も骨髄での産生が止まることで数を減らします。
- ⑶ 好中球好中球は寿命が短いため、産生が止まると数日で急速に減少します。
- ⑷ 赤血球核をもたず分裂もせず、寿命も約120日と長いため、最も影響を受けにくい血球です。
- ⑸ リンパ球リンパ球は分裂していなくてもアポトーシスを起こしやすく、最も感受性が高い血球です。
解説
正解は⑷です。放射線は分裂の盛んな細胞ほど強く影響を受けます。成熟した赤血球は核をもたず分裂もしないため、血球のなかで最も放射線の影響を受けにくい細胞です。寿命が約120日と長いことも、貧血が現れるまで時間がかかる理由になります。これに対してリンパ球は分裂していなくても放射線でアポトーシスを起こしやすく、最も感受性が高い血球です。好中球・好酸球・単球は前駆細胞の分裂が止まることで、数日から数週間の遅れをもって減少します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成