銀液を加温しないのはどれか。
銀液を加温しないのはどれか。
- ⑴ PAM 染色PAM染色はメセナミン銀液を60℃前後に温めて糸球体基底膜を染めます。
- ⑵ Grocott 染色Grocott染色も加温したメセナミン銀液を用いて真菌を黒く染めます。
- ⑶ 渡辺の鍍銀法銀アンモニア液を室温のまま用いる方法で、加温すると非特異的な沈着を招きます。
- ⑷ Grimelius 染色Grimelius染色は60℃程度に加温した銀液で神経内分泌顆粒を染めます。
- ⑸ Masson-Fontana 染色Masson-Fontana染色も温めた銀液を用いてメラニンを染めます。
解説
正解は⑶です。渡辺の鍍銀法は細網線維を染める方法で、銀アンモニア液を室温のまま用いて反応させます。加温すると反応が進みすぎて非特異的な沈着が起こるためです。PAM染色は糸球体基底膜を、Grocott染色は真菌を染める方法で、いずれもメセナミン銀液を60℃前後に温めて反応させます。Grimelius染色も60℃程度に加温し、Masson-Fontana染色もメラニンを染めるために温めた銀液を用います。加温するかどうかは染色の原理と反応の速さに応じて決まります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成