細胞診検査材料で乾燥固定しないのはどれか。
細胞診検査材料で乾燥固定しないのはどれか。
- ⑴ 髄液髄液はGiemsa染色を併用することがあり、乾燥固定する場面があります。
- ⑵ 腹水腹水も細胞の種類を見るためにGiemsa染色を行うことがあり、乾燥固定します。
- ⑶ 気管支洗浄液気管支洗浄液もGiemsa染色を併用する場合があり、乾燥固定が行われます。
- ⑷ 子宮頸部擦過検体Papanicolaou染色で核内構造を見るため、採取後すぐに95%エタノールで湿固定します。
- ⑸ 生検スタンプ検体生検スタンプ検体はGiemsa染色で細胞像を見るため、乾燥固定することがあります。
解説
正解は⑷です。子宮頸部の擦過検体は、採取したらすぐに95%エタノールへ入れる湿固定を行います。乾かしてしまうと細胞が平たくつぶれ、Papanicolaou染色で見たい核内の細かな構造が分からなくなるためです。髄液・腹水・気管支洗浄液・生検スタンプ検体は、Giemsa染色を併用するために乾燥固定する場面があります。どの染色で何を見たいのかによって固定法が決まるので、湿固定はPapanicolaou、乾燥固定はGiemsaと結びつけて覚えましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成