パラフィン包埋による標本作製時の工程で切り出しを行うのはいつか。
パラフィン包埋による標本作製時の工程で切り出しを行うのはいつか。
- ⑴ 固定前固定前の材料は軟らかく、切り口が崩れて正確に切り出せません。
- ⑵ 固定後固定により組織が硬くなった段階で、観察したい部位を一定の厚さに切り分けます。
- ⑶ 脱水後脱水は切り出した小片に対して行う工程で、順序が逆になります。
- ⑷ 脱脂後脱脂も切り出しの後に、必要に応じて行う処理です。
- ⑸ パラフィン包埋後パラフィン包埋後に行うのは薄切です。切り出しはそれより前の工程になります。
解説
正解は⑵です。切り出しは、ホルマリンで固定を終えた材料から、顕微鏡で見たい部分を選んで一定の厚さに切り分ける工程です。固定によって組織が硬くなっているため、形を保ったまま正確に切ることができます。固定前の新鮮な材料では軟らかくて切り口が崩れ、固定の進み方も不均一になります。脱水や脱脂、パラフィン包埋は切り出しの後に続く工程で、切り出した小片をそのまま処理していきます。固定→切り出し→脱水→透徹→包埋という順序で覚えましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成