酵素反応で過酸化水素を発生しないのはどれか。
酵素反応で過酸化水素を発生しないのはどれか。
- ⑴ グルコースオキシダーゼグルコースを酸化する際に過酸化水素を生じ、血糖測定の発色系に利用されます。
- ⑵ サルコシンオキシダーゼサルコシンを酸化する際に過酸化水素を生じ、クレアチニンの酵素法に使われます。
- ⑶ アシルCoA オキシダーゼアシルCoAを酸化する際に過酸化水素を生じ、中性脂肪の測定に用いられます。
- ⑷ グリセロールオキシダーゼグリセロールを酸化する際に過酸化水素を生じます。
- ⑸ アスコルビン酸オキシダーゼ酸化の際に水を生じ、過酸化水素を作りません。干渉物質を除く前処理に使われます。
解説
正解は⑸です。アスコルビン酸オキシダーゼは、アスコルビン酸を酸化してデヒドロアスコルビン酸にする際に水を生じ、過酸化水素を作りません。そのためアスコルビン酸による干渉を取り除く前処理の酵素として使われます。グルコースオキシダーゼ・サルコシンオキシダーゼ・アシルCoAオキシダーゼ・グリセロールオキシダーゼは、いずれも酸素を受け取って過酸化水素を生じ、ペルオキシダーゼと色原体を組み合わせて発色させる測定系に用いられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成