非抱合ビリルビンについて正しいのはどれか。
非抱合ビリルビンについて正しいのはどれか。
- ⑴ 腸肝循環する。腸肝循環するのは腸内細菌が作ったウロビリノゲンです。非抱合ビリルビンではありません。
- ⑵ 尿中に排泄される。アルブミンと結合しているため糸球体で濾過されず、尿中には出てきません。
- ⑶ ジアゾ試薬と直接反応する。ジアゾ試薬と直接反応するのは、水溶性になった抱合型ビリルビンです。
- ⑷ 血中でアルブミンと結合する。水に溶けにくいため、血中ではアルブミンと結合した形で肝臓へ運ばれます。
- ⑸ グロブリンと結合しδ ビリルビンが生成される。δビリルビンはアルブミンと共有結合した抱合型ビリルビンで、グロブリンとの結合ではありません。
解説
正解は⑷です。非抱合ビリルビンは水に溶けにくいため、血中ではアルブミンと結合して肝臓まで運ばれます。この結合があるため糸球体では濾過されず、尿中には出てきません。ジアゾ試薬と直接反応するのは、グルクロン酸抱合を受けて水溶性になった抱合型ビリルビンです。腸肝循環するのは腸内細菌が作ったウロビリノゲンで、δビリルビンはアルブミンと共有結合した抱合型ビリルビンを指します。抱合の前か後かで性質が大きく変わる点を押さえましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成