超音波検査で深度に応じて受信の感度を変える機能はどれか。
超音波検査で深度に応じて受信の感度を変える機能はどれか。
- ⑴ γ 補正γ補正は信号の強さと表示輝度の対応づけを変えるもので、深度による調整ではありません。
- ⑵ ゲインゲインは画面全体の明るさを一律に変える調整です。深さごとの補正はできません。
- ⑶ フォーカシングフォーカシングは超音波ビームを絞る操作で、分解能を高めますが感度の補正ではありません。
- ⑷ ダイナミックレンジダイナミックレンジは表示する信号強度の幅を決めるもので、深度とは関係しません。
- ⑸ STC〈sensitivity time control〉深さに応じて受信の増幅度を段階的に変え、画面全体の明るさをそろえる機能です。
解説
正解は⑸です。超音波は深いところへ進むほど減衰するため、そのままでは深部の像が暗くなってしまいます。STCは、受信した信号の増幅度を深さに応じて段階的に変えることで、浅いところから深いところまで均一な明るさの画像を得る機能です。ゲインは画面全体の明るさを一律に変える調整、γ補正は輝度の階調の付け方、ダイナミックレンジは表示する信号の幅、フォーカシングは超音波ビームを絞って特定の深さの分解能を高める操作で、いずれも役割が異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成