神経伝導検査で評価できる神経線維はどれか。
神経伝導検査で評価できる神経線維はどれか。
- ⑴ Aα 線維最も太く速い線維で、運動神経伝導検査で記録される主要な成分です。
- ⑵ Aγ 線維Aγ線維は錘内筋を支配する細い線維で、通常の神経伝導検査では評価できません。
- ⑶ Aδ 線維Aδ線維は痛覚や温度覚を伝える細い有髄線維で、伝導速度が遅く記録されません。
- ⑷ B 線維B線維は自律神経の節前線維で、体性神経の伝導検査では評価しません。
- ⑸ C 線維C線維は無髄で伝導が最も遅く、通常の神経伝導検査では捉えられません。
解説
正解は⑴です。神経伝導検査で記録できるのは、太く髄鞘の厚い線維を伝わる速い信号です。運動神経伝導検査ではα運動ニューロンの軸索であるAα線維、感覚神経伝導検査では触覚や振動覚を伝えるAα・Aβ線維を評価します。Aγ線維は筋紡錘の錘内筋を支配する細い線維、Aδ線維とC線維は痛覚や温度覚を伝える細い線維で、伝導速度が遅く通常の検査では捉えられません。B線維は自律神経の節前線維です。細い線維の障害は別の検査で調べます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成