滲出性胸水の所見はどれか。
滲出性胸水の所見はどれか。
- ⑴ 無色透明無色透明で漿液性の外観は漏出性胸水の特徴です。滲出性では混濁することが多くなります。
- ⑵ 比重1.010比重1.015未満は漏出性を示します。滲出性では1.018以上になります。
- ⑶ 細胞数50/μL細胞数50/μLは少なく、炎症を伴う滲出性の所見としては合いません。
- ⑷ LD 比(胸水/血清)0.8LD比が0.6を超えており、Lightの基準により滲出性胸水と判定されます。
- ⑸ 蛋白比(胸水/血清)0.2蛋白比0.2は0.5を下回っており、漏出性を示す所見です。
解説
正解は⑷です。胸水が滲出性か漏出性かは、Lightの基準で判断します。胸水と血清の蛋白比が0.5を超える、胸水と血清のLD比が0.6を超える、胸水のLDが血清LD基準上限の3分の2を超える、のいずれかを満たせば滲出性です。LD比0.8はこれにあてはまります。無色透明・比重1.015未満・蛋白比0.2といった所見は、いずれも漏出性を示します。細胞数50/μL も少なく、炎症や腫瘍による滲出性の像とは合いません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成