抗ミトコンドリア抗体が検出されるのはどれか。
抗ミトコンドリア抗体が検出されるのはどれか。
- ⑴ 重症筋無力症重症筋無力症では抗アセチルコリン受容体抗体や抗MuSK抗体が検出されます。
- ⑵ 慢性甲状腺炎慢性甲状腺炎では抗サイログロブリン抗体や抗TPO抗体が陽性になります。
- ⑶ Goodpasture 症候群Goodpasture症候群では抗糸球体基底膜抗体が検出されます。
- ⑷ 原発性胆汁性胆管炎抗ミトコンドリアM2抗体が約9割で陽性となり、診断の中心的な指標になります。
- ⑸ 特発性血小板減少性紫斑病特発性血小板減少性紫斑病では血小板膜蛋白に対する自己抗体が関わります。
解説
正解は⑷です。抗ミトコンドリア抗体、なかでもM2型は原発性胆汁性胆管炎の診断に欠かせない自己抗体で、患者の9割ほどで陽性になります。中年以降の女性に多く、ALPやγ-GTの上昇と皮膚のかゆみで気づかれることが多い疾患です。重症筋無力症では抗アセチルコリン受容体抗体、慢性甲状腺炎では抗サイログロブリン抗体や抗TPO抗体、Goodpasture症候群では抗糸球体基底膜抗体、特発性血小板減少性紫斑病では血小板に対する自己抗体が関わります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成