多剤耐性結核菌の判定に用いないのはどれか。
多剤耐性結核菌の判定に用いないのはどれか。
- ⑴ アミカシンアミカシンは超多剤耐性結核菌の定義に含まれる注射薬で、判定に用いられます。
- ⑵ イソニアジドイソニアジドは多剤耐性の定義そのものに含まれる薬剤です。
- ⑶ リファンピシンリファンピシンもイソニアジドと並んで多剤耐性の定義に用いられます。
- ⑷ レボフロキサシンレボフロキサシンは超多剤耐性の定義に含まれるフルオロキノロン系薬です。
- ⑸ ストレプトマイシンストレプトマイシンは多剤耐性・超多剤耐性のいずれの定義にも含まれず、判定には用いません。
解説
正解は⑸です。多剤耐性結核菌とは、イソニアジドとリファンピシンの両方に耐性をもつ結核菌をいいます。したがって判定にはこの2剤の感受性を調べます。さらにフルオロキノロン系のレボフロキサシンと、アミカシンなどの注射薬に耐性が加わったものを超多剤耐性結核菌と呼ぶため、これらも判定に用いられます。ストレプトマイシンは古くから使われてきた抗結核薬ですが、多剤耐性・超多剤耐性の定義には含まれておらず、判定には用いません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成