ビタミンB6 の誘導体を補酵素とするのはどれか。
ビタミンB6 の誘導体を補酵素とするのはどれか。
- ⑴ ALPALPは亜鉛を活性中心にもち、マグネシウムを必要とする金属酵素です。
- ⑵ AMYAMYはカルシウムと塩化物イオンを必要とします。ビタミンB6とは関係ありません。
- ⑶ ASTアミノ基転移反応の補酵素としてピリドキサールリン酸を用います。ビタミンB6の誘導体です。
- ⑷ LDLDはNAD⁺を補酵素として乳酸とピルビン酸の変換を触媒します。
- ⑸ γ-GTγ-GTはグルタチオンのグルタミル基を転移する酵素で、ビタミンB6は使いません。
解説
正解は⑶です。ASTはアミノ基転移酵素で、ビタミンB6から作られるピリドキサールリン酸を補酵素として、アミノ基を受け渡します。ALTも同じ補酵素を使うため、検査試薬にはあらかじめピリドキサールリン酸を加えておく方式があります。ALPは亜鉛とマグネシウムを必要とする金属酵素、AMYはカルシウムと塩化物イオンを要し、LDはNAD⁺を補酵素とします。γ-GTはグルタミル基を転移する酵素で、ビタミンB6は関与しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成