ALP アイソザイムについて誤っているのはどれか。
ALP アイソザイムについて誤っているのはどれか。
- ⑴ 胎盤型は耐熱性である。胎盤型は加熱に強く、65℃で30分加熱しても活性が残ります。正しい記述です。
- ⑵ 骨型は成人よりも小児で高い。骨型は骨芽細胞由来で、成長期の小児では成人より高値になります。正しい記述です。
- ⑶ 小腸型は高脂肪食で上昇する。小腸型は分泌型のB型・O型の人で、高脂肪食の後に上昇します。正しい記述です。
- ⑷ 高分子肝型は閉塞性黄疸で上昇する。高分子肝型は胆汁うっ滞で増え、閉塞性黄疸の際に検出されます。正しい記述です。
- ⑸ 免疫グロブリン結合型は電気泳動で最も陽極側に検出される。免疫グロブリンと結合して分子が大きくなるため移動が遅く、原点寄りに現れます。最も陽極側ではありません。
解説
正解は⑸です。免疫グロブリン結合型ALPは、免疫グロブリンと結合して分子が大きくなっているため、電気泳動では移動が遅く、最も陽極側ではなく原点寄りに検出されます。したがってこの記述が誤りです。胎盤型は65℃の加熱にも耐える耐熱性をもち、骨型は骨の成長が盛んな小児で高くなります。小腸型は血液型がB型・O型で分泌型の人において、高脂肪食の後に上昇します。高分子肝型は胆汁うっ滞を伴う閉塞性黄疸で増えるので、いずれも正しい記述です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成