実効線量を表す単位はどれか。
実効線量を表す単位はどれか。
- ⑴ BqBq は1秒あたりの壊変数、すなわち放射能の強さを表す単位です。人体への影響を表しません。
- ⑵ C・kg⁻¹C・kg⁻¹ は空気の電離量に基づく照射線量の単位です。実効線量の単位ではありません。
- ⑶ eVeV は放射線1個がもつエネルギーの単位で、線量を表す量ではありません。
- ⑷ GyGy は吸収線量の単位です。放射線の種類や組織による影響の違いは考慮されていません。
- ⑸ Sv放射線加重係数と組織加重係数を掛けて合計した実効線量の単位がSvです。
解説
正解は⑸です。実効線量は、臓器ごとの吸収線量に放射線の種類による重み係数と組織ごとの重み係数を掛けて合計した、人体への影響の大きさを表す量で、単位はシーベルト〈Sv〉です。Bq は放射能の強さ、C・kg⁻¹ は照射線量、eV はエネルギー、Gy は吸収線量の単位です。GyとSvはどちらも1kg あたりのエネルギーに由来しますが、重み係数を掛けて人体影響に直したものがSvである点が違います。量と単位を対にして覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成