フローボリューム曲線(別冊No. 4)を別に示す。1 秒量は1.08 L であっ…
フローボリューム曲線(別冊No. 4)を別に示す。1 秒量は1.08 L であった。1 秒率[%]に最も近いのはどれか。
- ⑴ 3030%とするには努力肺活量が3.6L 必要です。曲線から読み取れる値より大きくなってしまいます。
- ⑵ 35努力肺活量およそ3.1Lで1.08Lを割ると約35%となり、選択肢の中で最も近い値です。
- ⑶ 4040%になるのは努力肺活量が2.7L のときで、曲線の読み取りと合いません。
- ⑷ 4545%では努力肺活量が2.4L となり、示された曲線より小さくなってしまいます。
- ⑸ 5050%では努力肺活量が約2.2L です。閉塞性障害の程度を実際より軽く見積もることになります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑵です。1秒率は、1秒量を努力肺活量で割って百分率で表した値です。示されたフローボリューム曲線から努力肺活量はおよそ3.1Lと読み取れるので、1.08を3.1で割るとおよそ35%になります。70%を大きく下回る値で、下に凸のカーブとあわせて高度の閉塞性換気障害を示します。分母は実測の肺活量ではなく努力肺活量であること、対標準1秒量とは別の指標であることに注意してください。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成