標準予防策に追加の感染予防策が必要な感染症はどれか。
標準予防策に追加の感染予防策が必要な感染症はどれか。
- ⑴ 梅毒梅毒は主に性的接触と血液で伝わります。標準予防策で対応でき、追加の予防策は必要ありません。
- ⑵ B 型肝炎B型肝炎は血液媒介の感染症です。針刺し対策を含む標準予防策で防げます。
- ⑶ C 型肝炎C型肝炎も血液を介して伝わります。空気や飛沫では広がらず、追加策は不要です。
- ⑷ 帯状疱疹水痘・帯状疱疹ウイルスは空気感染しうるため、空気予防策と接触予防策を追加する必要があります。
- ⑸ HIV 感染症HIVは血液・体液を介してのみ伝わります。日常のケアでは標準予防策で十分です。
解説
正解は⑷です。帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症で、播種性の場合や免疫の落ちた患者では空気を介して広がりうるため、標準予防策に加えて空気予防策と接触予防策が必要になります。梅毒・B型肝炎・C型肝炎・HIV感染症は、いずれも血液や体液を介して伝わる感染症で、手袋の着用と手指衛生という標準予防策を確実に行えば足ります。感染経路別の追加策が要るかどうかという観点で区別しましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成