コンパニオン検査の特徴について正しいのはどれか。2 つ選べ。
コンパニオン検査の特徴について正しいのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 薬局で個人購入できる。コンパニオン検査は医師の判断のもとで行う体外診断用医薬品による検査です。個人が薬局で買って行うものではありません。
- ⑵ 疾患の重症度を評価できる。重症度の評価は一般の臨床検査の役割です。コンパニオン検査の目的は薬の適応を決めることにあります。
- ⑶ 分子標的薬の有効性を予測できる。遺伝子変異や蛋白の発現を調べ、その分子標的薬が効く見込みがあるかを投与前に判断します。
- ⑷ ベッドサイドで結果を評価できる。ベッドサイドでの迅速測定はPOCTの特徴です。コンパニオン検査は多くが検査室での精密な測定を要します。
- ⑸ 医薬品の副作用リスクを評価できる。薬物代謝酵素の遺伝子型などを調べ、重い副作用が起きる危険を投与前に見積もる使い方も含まれます。
解説
正解は⑶と⑸です。コンパニオン検査は、特定の医薬品を使う前にその効果や副作用を予測するために行う検査で、分子標的薬の適応を決める遺伝子検査が代表例です。効き目の予測だけでなく、薬を代謝する酵素の型を調べて重い副作用の危険を見積もる使い方も含まれます。薬局で自分用に購入して行う検査とは目的が異なり、病気の重症度を測ったり、ベッドサイドでその場で判定したりすることを主な目的とするものでもありません。薬と一対で承認される検査である点を押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-07.html)を加工して作成