腎組織の未固定凍結切片を用いた免疫組織化学染色(別冊No. 9)を別に示す。この…
腎組織の未固定凍結切片を用いた免疫組織化学染色(別冊No. 9)を別に示す。この染色法について正しいのはどれか。
- ⑴ 加熱処理を行う。未固定の、切片です。
- ⑵ 発色反応操作を行う。酵素を、使いません。
- ⑶ 偏光顕微鏡で観察する。蛍光顕微鏡で、観察します。
- ⑷ 内因性ペルオキシダーゼをブロックする。酵素を、使いません。
- ⑸ フルオレセインイソチオシアネート〈FITC〉標識抗体を使用する。蛍光色素を、付けた抗体です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。示されているのは蛍光抗体直接法による腎生検の染色で、抗体に蛍光色素のフルオレセインイソチオシアネートを付け、糸球体に沈着した免疫グロブリンや補体を蛍光顕微鏡で観察します。未固定の凍結切片を使うので加熱処理は行わず、酵素を使わないため発色反応も内因性ペルオキシダーゼの処理も不要で、偏光顕微鏡は用いません。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-07.html)を加工して作成