骨髄穿刺液のWright-Giemsa 染色標本(別冊No. 10)を別に示す。…
骨髄穿刺液のWright-Giemsa 染色標本(別冊No. 10)を別に示す。この症例で認められる所見はどれか。
- ⑴ ファゴット細胞別の、白血病の所見です。
- ⑵ 抗HTLV-1 抗体別の、白血病の所見です。
- ⑶ Bence Jones 蛋白軽鎖が、尿に出ます。
- ⑷ Reed-Sternberg 細胞ホジキンリンパ腫の、細胞です。
- ⑸ BCR-ABL1 融合遺伝子別の、白血病の所見です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶です。示された標本には、核が片側に寄り、その周囲に明るい部分があって細胞質が濃く青く染まる形質細胞が多数を占めています。多発性骨髄腫の像で、尿中には軽鎖からなるベンス・ジョーンズ蛋白が検出されます。ファゴット細胞は急性前骨髄球性白血病、抗HTLV-1抗体は成人T細胞白血病、リード・ステルンベルグ細胞はホジキンリンパ腫、BCR-ABL1は慢性骨髄性白血病の所見です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-07.html)を加工して作成