H-E 染色標本(別冊No. 7)を別に示す。炎症の種類はどれか。
H-E 染色標本(別冊No. 7)を別に示す。炎症の種類はどれか。
- ⑴ 化膿性炎好中球が、目立ちます。
- ⑵ 出血性炎赤血球が、目立ちます。
- ⑶ 漿液性炎液体の滲出が、目立ちます。
- ⑷ カタル性炎粘液の分泌が、目立ちます。
- ⑸ 肉芽腫性炎類上皮細胞が、結節を作ります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。示された標本では、核が細長く細胞の境界が不明瞭な類上皮細胞が集まって結節を作り、その中に多数の核をもつラングハンス型巨細胞が混じっています。この構造が肉芽腫で、結核やサルコイドーシスでみられます。化膿性炎は好中球、出血性炎は赤血球、漿液性炎は液体の滲出、カタル性炎は粘液の分泌が目立ちます。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-07.html)を加工して作成