夕食にしめ鯖を摂取後、深夜に激烈な腹痛を訴えた。上部消化管の内視鏡像(別冊No.…
夕食にしめ鯖を摂取後、深夜に激烈な腹痛を訴えた。上部消化管の内視鏡像(別冊No. 1)を別に示す。この寄生虫について正しいのはどれか。
- ⑴ 病変は胃に限局する。腸にも、起こります。
- ⑵ 生の牛肉でも感染する。海産魚介類が、感染源です。
- ⑶ ヒトを終宿主としている。本来の宿主では、ありません。
- ⑷ −20 ℃保存で虫体は死滅する。24時間以上で、死にます。
- ⑸ 有効な抗寄生虫薬が存在する。内視鏡で、摘出します。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。アニサキスの幼虫はマイナス20度で24時間以上凍結すれば死にます。これが有効な予防法で、加熱も効きます。病変は胃に限らず腸にも起こり、感染源は海産魚介類で牛肉ではなく、ヒトは本来の宿主ではないため終宿主にはならず、有効な駆虫薬はなく内視鏡で虫体を摘出します。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-07.html)を加工して作成