骨髄穿刺液塗抹のMay-Giemsa 染色標本(別冊No. 10)を別に示す。こ…
骨髄穿刺液塗抹のMay-Giemsa 染色標本(別冊No. 10)を別に示す。この疾患で認められないのはどれか。
- ⑴ PT 延長認められ、ます。
- ⑵ FDP 上昇認められ、ます。
- ⑶ 血小板数減少認められ、ます。
- ⑷ 赤血球沈降速度遅延認められ、ます。
- ⑸ アンチトロンビン上昇消費されて、低下します。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。示された標本には、アウエル小体を束のようにもつ異常な前骨髄球が多数認められ、急性前骨髄球性白血病と考えられます。この病気では播種性血管内凝固を合併するため、アンチトロンビンは消費されて低下します。プロトロンビン時間の延長、フィブリン分解産物の上昇、血小板減少、赤沈の遅延は、いずれも認められます。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-07.html)を加工して作成