骨髄穿刺液のMay-Giemsa 染色標本(別冊No. 8)を別に示す。考えられ…
骨髄穿刺液のMay-Giemsa 染色標本(別冊No. 8)を別に示す。考えられるのはどれか。
- ⑴ 慢性骨髄性白血病〈CML〉各成熟段階の顆粒球が連続して増えます。
- ⑵ 急性単球性白血病〈AMoL〉単芽球や前単球が主体となります。
- ⑶ 急性リンパ性白血病〈ALL〉顆粒を持たないリンパ芽球が増えます。
- ⑷ 急性前骨髄球性白血病〈APL〉束状のAuer小体を持つ細胞が特徴です。
- ⑸ 大顆粒リンパ球性白血病〈LGL〉大型のアズール顆粒を持つリンパ球が増えます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。示された骨髄標本では、アズール顆粒が密に詰まった前骨髄球様の細胞が増えており、束のように重なったAuer小体、いわゆるファゴット細胞が認められます。これは急性前骨髄球性白血病に特徴的な所見です。慢性骨髄性白血病では各成熟段階の顆粒球が連続して増え、急性単球性白血病では単芽球や前単球、急性リンパ性白血病では顆粒を持たないリンパ芽球が増えます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-07.html)を加工して作成