脂質異常症のWHO 分類とその原因の組合せで正しいのはどれか。
脂質異常症のWHO 分類とその原因の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ Ⅰ ― レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ〈LCAT〉Ⅰ型はリポ蛋白リパーゼなどの欠損によります。
- ⑵ Ⅱ ― リポ蛋白リパーゼ〈LPL〉Ⅱ型はLDL受容体の異常によります。
- ⑶ Ⅲ ― アポリポ蛋白Eアポリポ蛋白EのE2/E2型によります。
- ⑷ Ⅳ ― LDL 受容体LDL受容体の異常はⅡ型の原因です。
- ⑸ Ⅴ ― コレステロールエステル転送蛋白〈CETP〉Ⅴ型の原因としては挙げられません。
解説
正解は⑶です。WHO分類のⅢ型は家族性Ⅲ型高脂血症で、アポリポ蛋白EのE2/E2型によってレムナントの肝臓への取り込みが滞り、IDLが蓄積します。Ⅰ型はリポ蛋白リパーゼやアポC-Ⅱの欠損でカイロミクロンが増え、Ⅱa型はLDL受容体の異常によるものです。Ⅳ型はVLDLの増加で糖質の過剰摂取や肥満が背景にあり、LCATやCETPの異常はWHO分類の各型の原因としては挙げられません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-07.html)を加工して作成