急性心筋梗塞の診断に用いられないのはどれか。
急性心筋梗塞の診断に用いられないのはどれか。
- ⑴ CK-MB壊死した心筋から出る逸脱酵素です。
- ⑵ ミオグロビン発症後早期に上昇するマーカーです。
- ⑶ 心筋トロポニンT〈cTnT〉特異度が高い心筋壊死のマーカーです。
- ⑷ 心臓型脂肪酸結合蛋白〈H-FABP〉発症後早期に上昇するマーカーです。
- ⑸ 脳性ナトリウム利尿ペプチド〈BNP〉心不全の指標で、心筋壊死は示しません。
解説
正解は⑸です。脳性ナトリウム利尿ペプチドは、心室の壁に負担がかかったときに分泌されるホルモンで、心不全の重症度を評価する指標です。心筋が壊死したことを示すものではないため、急性心筋梗塞の診断そのものには用いません。CK-MBと心筋トロポニンT、心臓型脂肪酸結合蛋白、ミオグロビンは、いずれも壊死した心筋から血中へ出てくる成分で、発症からの時間に応じて使い分けます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-07.html)を加工して作成