凍結切片作製法で正しいのはどれか。
凍結切片作製法で正しいのはどれか。
- ⑴ パラフィンに包埋する。包埋せずにそのまま凍結して切ります。
- ⑵ 凍結前にアルコールで固定する。固定せずに新鮮なまま凍結します。
- ⑶ 脂肪組織は固定後に脱脂を行う。脂肪が溶け出すため行いません。
- ⑷ ブロックに息をかけて薄切する。水分が凍りつき、薄切を妨げます。
- ⑸ 薄切温度は−20 ℃前後が適している。クリオスタットの庫内温度の目安です。
解説
正解は⑸です。凍結切片はクリオスタットの中で薄切し、庫内の温度はおよそ−20 ℃前後に保ちます。固定していない新鮮な組織をそのまま凍結して切るため、アルコールでの前固定やパラフィン包埋は行いません。脂肪組織を見るときは脱脂をしてしまうと目的の脂肪が溶け出すため行いません。ブロックに息をかけると水分が凍りつき、切片が割れる原因になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-07.html)を加工して作成