血中薬物濃度測定が有用とされる薬物の特徴はどれか。2つ選べ。
血中薬物濃度測定が有用とされる薬物の特徴はどれか。2つ選べ。
- ⑴ 至適投与量の範囲が広い。範囲が広い薬では必要性が乏しいです。
- ⑵ 薬物アレルギーを起こす。濃度とは無関係に起こります。
- ⑶ 至適投与量の個人差が小さい。個人差が小さい薬では必要性が乏しいです。
- ⑷ 薬理作用が血中濃度と相関する。濃度から効果を見積もれます。
- ⑸ 過剰投与が重篤な有害作用を起こす。中毒を避けるために測定します。
解説
正解は⑷と⑸です。血中薬物濃度測定は、効果や副作用を血中濃度から見積もれる薬で意味を持ちます。すなわち薬理作用が血中濃度と相関すること、そして過剰投与で重篤な有害作用が出ることが条件になります。至適投与量の範囲が広い薬は多少の変動が問題にならず、個人差が小さい薬は体重などから投与量を決められるため、測定の必要性は乏しいです。薬物アレルギーは濃度とは無関係に起こります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-07.html)を加工して作成