HPLC 法によるHbA1c 測定値が低下する要因はどれか。
HPLC 法によるHbA1c 測定値が低下する要因はどれか。
- ⑴ 尿毒症カルバミル化の影響で高値に傾きます。
- ⑵ 乳び血症濁りの影響で高値に傾きます。
- ⑶ 溶血性貧血赤血球の寿命が短く、糖化の時間が足りません。
- ⑷ アスピリンの大量摂取アセチル化の影響で高値に傾きます。
- ⑸ アスコルビン酸の大量摂取修飾ヘモグロビンにより高値に傾きます。
解説
正解は⑶です。HbA1cは赤血球の寿命である約120日の間にゆっくり生成されるため、溶血性貧血のように赤血球の寿命が短くなる病態では、糖化を受ける時間が足りず測定値は低下します。尿毒症ではカルバミル化ヘモグロビン、乳び血症では濁りが影響し、アスピリンやアスコルビン酸の大量摂取でも修飾ヘモグロビンの異常ピークが生じるため、HPLC法ではむしろ高値に傾きます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-07.html)を加工して作成