超音波画像にみられる音響陰影の説明として誤っているのはどれか。
超音波画像にみられる音響陰影の説明として誤っているのはどれか。
- ⑴ 強い減衰の後方にみられやすい。減衰が強い構造の後方に生じ、正しい記述です。
- ⑵ 強い反射の後方にみられやすい。強い反射の後方に生じ、正しい記述です。
- ⑶ 結石の後方にみられやすい。結石の後方に生じ、正しい記述です。
- ⑷ 囊胞の後方にみられやすい。囊胞の後方は増強し、音響陰影は生じません。
- ⑸ ガス(空気)の後方にみられやすい。ガスの後方に生じ、正しい記述です。
解説
正解は⑷です。音響陰影は、超音波が強く反射または減衰して後方へ届かなくなり、その奥が黒く抜けて見える現象です。結石や石灰化、骨、ガスの後方で生じます。これに対して囊胞のように内部が液体で満たされた構造では、超音波がほとんど減衰せずに通り抜けるため、むしろ後方の信号が強まる後方エコー増強がみられます。囊胞の後方にみられやすいという記述は誤りです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-07.html)を加工して作成