採取後室温で長時間放置された尿で上昇するのはどれか。
採取後室温で長時間放置された尿で上昇するのはどれか。
- ⑴ pH細菌が尿素を分解し、アルカリ性に傾きます。
- ⑵ ケトン体揮発して失われるため低下します。
- ⑶ ブドウ糖細菌に消費されるため低下します。
- ⑷ ビリルビン酸化されてビリベルジンに変わり低下します。
- ⑸ ウロビリノゲン酸化されてウロビリンに変わり低下します。
解説
正解は⑴です。尿を室温に長く置くと、尿中の細菌が尿素を分解してアンモニアを生じるため、pHはアルカリ性に傾いて上昇します。一方、ケトン体は揮発して失われ、ブドウ糖は細菌に消費されて減り、ビリルビンとウロビリノゲンは光と酸素によって酸化され、それぞれビリベルジンとウロビリンに変わるため低下します。尿は採取後できるだけ早く、遅くとも4時間以内に検査するのが原則です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-07.html)を加工して作成