血清トランスフェリンについて正しいのはどれか。
血清トランスフェリンについて正しいのはどれか。
- ⑴ 2価の鉄を含む。結合するのは3価の鉄です。
- ⑵ 総鉄結合能に比例する。結合できる鉄の総量に対応します。
- ⑶ 1分子は4個の鉄と結合できる。1分子あたり2個の鉄と結合します。
- ⑷ 健常者では2/3 は鉄と結合している。およそ3分の1が結合しています。
- ⑸ 蛋白分画ではα2 -グロブリン分画に含まれる。β-グロブリン分画に含まれます。
解説
正解は⑵です。総鉄結合能は、血清中のトランスフェリンが結合できる鉄の総量を表すので、トランスフェリン濃度に比例します。トランスフェリンは3価の鉄を1分子あたり2個結合でき、健常者では飽和度がおよそ3分の1、すなわち3分の2は鉄と結合していない状態にあります。蛋白分画ではβ-グロブリン分画に含まれ、鉄欠乏では産生が増えて高値になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-07.html)を加工して作成