分光光度計で真の吸光度よりも小さい値となるのはどれか。
分光光度計で真の吸光度よりも小さい値となるのはどれか。
- ⑴ セルが汚れている。光を遮り、吸光度は高くなります。
- ⑵ 光路長が増加する。吸光度は光路長に比例して高くなります。
- ⑶ 試料が混濁している。光を散乱させ、吸光度は高くなります。
- ⑷ 測定光に迷光が含まれる。透過光が多く測られ、吸光度が小さくなります。
- ⑸ 光源ランプの照度が低下している。雑音が増え、再現性が悪くなります。
解説
正解は⑷です。迷光とは、目的の波長以外の光が検出器に紛れ込むことをいいます。試料に吸収されない光が加わるため、透過光が実際より多く測定され、計算される吸光度は真の値より小さくなります。高濃度の検体ほど影響が大きくなります。セルの汚れと試料の混濁は光を遮るため吸光度を高め、光路長が増えても吸光度は高くなり、ランプの照度低下は雑音を増やして再現性を悪くします。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-07.html)を加工して作成